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「ものづくり・匠の祭典2020」参加 |
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東京都は、日本各地と連携して双方の強みを活かした産業振興施策を「ALL JAPAN & TOKYOプロジェクト」として実施しておりますが、その一環として、日本のものづくり産業の持続的発展を目指し、東京を起点に日本各地と連携し、ものづくりとそれを支える匠の技の魅力を発信するため、全国から優れた技能を一堂に集めるイベント「ものづくり・匠の技の祭典」を毎年開催しています。
4年目となる今年、東左連は以下のような内容により参加協力しました。 |
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日 時: |
2020年11月3日(火・祝)・4日(水) |
会 場: |
東京都立産業貿易センター浜松町館
(例年開催していました東京国際フォーラムはオリンピック競技会場となるため
今年と来年は使用不可) |
内 容: |
ステージ実演 |
大壁の漆喰塗り |
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ブース実演 |
漆喰塗り、直径1mの光る泥団子づくり |
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ブース展示 |
大津壁構造体、擬板、調湿機能実験装置 |
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ブース体験 |
光る泥因子づくり体験
(体験者数90名、うち外国人16名)
塗り壁体験(体験者数64名、うち外国人1名) |
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茶室の展示 |
塗り壁の説明 |
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しつくい(Shikkui)とは
(Japanese lime plaster)
日本古来から続く塗り壁(Shikkui plastering)。
消石灰(しようせっかい(calcium hydrated)、糊(のり paste)、苆(すさ fibers for plastering)で構成され、調湿、抗菌、耐火、有機化合物の吸着、吸音作用に優れた材料として最注目されている。
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今年も、外国人に日本文化を発信するという日的を重視し、外国人向けの表示を掲げ、外国人専用の体験席と体験壁を設け、多くの外国人に体験してもらいました。
また塗り壁体験の指導者には、令和会女性支部の技能者を配置しました。
第1回目より、挟土秀平氏が大壁に題字 「手 技 職」 を描くパフォーマンス、葛飾北斎の「富嶽三十六景神奈川沖浪裏」 を鏝絵で再現するパフォーマンス、左官とタイルと印章のコラボレーションによるオープニングアクト(磨き壁の上に、タイルで 「匠 伝統×革新 技」、印章 「匠技祭典」押印)とステージで左官のPRをして参りましたが、今年は日左連が推進する「しつくい普及推進プロジェクト」をPRするため、左官の基本に立ち返って、2x4mの大壁を4人でダイナミックに漆喰で仕上げるという企画をしたところ、K 1元世界王者の魔裟斗様が共演していただけることになり、急遽中央部分に東京都のシンボルマーク(東京都の「T」を表現しています)を導入し、魔裟斗様に珪藻土(顔料の色合わせと材料提供では四国化成工業(株)様にご協力いただきました。感謝いたします) を塗っていただきました。
舞台裏で事前に練習までした魔裟斗様は、左官の半纏を着て汗だくになって塗り、左官技能の難しさをアピールしていただいた上に、型紙による「左官」の文字入れ、手形、サインまでしていただきました。感謝いたします。
当初の計画ではオリンピック開催までということで、来年が最終回となりますが、テーマである「伝統と革新」に合致する企画案がありましたら、何なりとご提案ください。
猛暑の中、全国より応援に来てくださいました日左連会員、賛助会員の皆様方に、厚く御礼を申し上げます。
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スタッフ
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